カラー原稿は基本的に600dpiでスキャンして350か300dpiに縮小することでモアレを除去するのだが、スキャンに時間がかかる。
なので全ページカラーの本など、カラーページ数が多い本はモアレ覚悟で300dpiくらいでスキャンするのだが、後でフィルター処理をすることによってモアレをある程度軽減できる。
フィルターの種類
●XnConvertのノイズ除去
[動作を追加>フィルタ>ノイズ除去]
1,2ピクセル程度の細かい粒子を平坦にする。
●Photoshopのノイズを軽減(CS6で確認)
[フィルター>ノイズ>ノイズを軽減...]
4つのパラメーターでノイズを消す。パラメーターの効果は以下。
強さ :ノイズを消す強さ
ディティールを保持 :エッジのディティールを残す
カラーノイズを軽減 :(必要ないのに上げると彩度が下がる)
ディティールをシャープに :エッジをシャープにする
●他に
Neat Image などの専用ソフトもある。「ノイズ除去」などで検索すると出てくる。
比較
やはり600dpiでスキャンしたのが一番きれい。
WebPなどは平坦な画像ほど圧縮しやすいので、XnConvertなどの簡易的なノイズ除去であっても、ノイズを平坦にするとでファイルサイズが減る。

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